2009年1月10日土曜日

|ω・`)っ~正月早々~

正月休みも明けて皆様いかがお過ごしでしょうか?^^
お正月は楽しめましたか?^^

ロビンはですね、正月特番なんか面白くないので美術館に行ってまいりました~

正月早々に絵を見る物好きもいないでしょうとタカをくくっていたら大盛況でしてw
しかも、来客の皆さんはロビンと違いまして華やかな正月衣装・・・。

かたやロビンは普段着ですw (;`・ω・)

あぁ、空気読めてなーい!とへこみつつ、つらつらと見て回っていたのです!!
(・∀・)ウンウン

一枚の絵に目が留まりました!
和田三造 南風 明治40年作!
教科書で見たことがあるっ!(・∀・)v

















横に書いてある解説(誰が書いてるんだろうね?学芸員?)を読んでみました。
この解説、お決まりのように構図がどうのとか書いてあります・・・分かりにくいけどw
ので自分なりに家で整理ぃ~点②③④の重心部分に①の立像を画いてます。
で、正確にはオヘソがくる為に上下方向も中心になるので構図が安定します。
真ん中に立ってる人のモデルは、三造氏の知り合いの柔道家。
男性のしまった肉体に片腕を上げるポージングがギリシャ彫刻を連想させる。(解説にはヒロイックとあった)
明治後期(文明開化から40年)の油彩画で、正確なデッサン゙を実現している。
点①②の視線に漂流筏は移動していると思われる。
じゃ、点③④は何処見てるのか? 救助の船か他の漂流者を探していると思われる。
①~④のキャラクターわけの試みがなされている。(頭の鉢巻 手拭 麦藁帽子 シャツ)
人物①のシャツが風ではためいている。
背後の見切られた綱が、本来見えない帆を想像させる。
人物①③④の日焼け具合から漂流して時間がたっていない。(ゆえに各人緊張の表情が取れてない)
うーん超力作! 良い絵をみると時間かけてじっくりと見てしまいますね?^^ 
第一回文部省美術展覧会最高賞受賞ですからコンクール向けの絵なんだなぁと納得しました。

ロビンは③の人物がすごく気になったけど、黒澤映画もこの絵に影響されてるかもねぇなどとも思った次第。