2008年9月19日金曜日

|ω・`)っ~台風の影響で~

小雨が降る中、初オペラに行ってきました。 
pm6:00開場 pm6:30開演 
だったので6時過ぎに劇場へ 1F9列目だったので席を確認しつつ移動すると他のお客さんも来てまして断りを入れながら前を通って着座すると、開演時間まで時間があるためか隣の老婦人から話しかけられた。 
着座して辺りを見回して気がついたけど『ぽにょ』とは真逆で年齢層が高め。


老婦人:この席なら誰からも文句は出ませんわね^^
ロビン:そうですね、実は初めてのオペラでして今日をとても楽しみにしてました^^
老婦人:私もオペラはあまり来ませんけど・・・子供がジプシーの子供役で舞台に出たときは見に行きました^^
ロビン:それは力が入ったことでしょう^^
老婦人:えぇ花束を用意して 世界的に有名なテノールの方と一緒に出演できる機会はめったにないことですもの アレはなんと言うオペラでしたかしら・・・カルメン そうカルメンですわ^^

あまりに嬉しそうに話す御婦人でしたのでついつい合いの手を入れてしまいます。
ま、黙ってパンフレットに目を落としてるより遥かにましですけどねw

老婦人:ね、この写真見てくださる?

と、やおら手帳を広げて見せてくれたのは白人男性との2ショット。

老婦人:琥珀の間をご存知でしょう? 琥珀の間を作った息子さんなの^^

エカテリーナ宮殿に琥珀で出来た琥珀の間があるのは知ってるけど、宮殿なんだから帝政ロシアの頃の建築のはず。 とすれば江戸時代中期くらいの話なのに現代の写真って違和感があるな・・・。 


などと疑問があったんだけど突っ込んで聞くほどの知識もないし適当にあわせてたのです。

そうこうするうちに、開演時間が迫ってロビンは雨の湿度が弦楽器に及ぼす影響と劇場内のエアコンについてコッソリと意識を切り替えてた。 といっても簡単なことで もともと海水につかってる鯨のひげって湿度による伸縮率が少ないから弦に採用されるのかなとかとりとめもないことね?(ノ∀`*)b

9列目の座席なのでオケが入るピットまでの距離が水平距離にして6mくらいかな むちゃくちゃ近くて売店のオネェさんのアドバイスの正しさを実感しつつ劇場は暗転した。

そして演奏が始まって数小節で耳と心を奪われてましたw (・∀・)

乾燥してて繊細で且つ固まり感のある音作りで、まるでロビンのために誂えたかと勘違いするような音だったからネ!

buckyと話してて気になってた舞台上の人物の纏う衣装も、色使いといい素材といい本物ってすごいなぁとただただ圧倒されっぱなしでした!

かくして、すっかり骨抜きにされ家路についたロビンは、再び老婦人との会話を反芻してたんだけど やっぱ納得がいかず家で調べてみたら・・・。 

どうやらエカテリーナ宮殿は 第二次世界大戦当時 ナチスドイツ軍から略奪されて消失したらしい。
サンクトペテルブルグ建都300周年にあわせて20年以上の歳月をかけて2003年に再建されたのが今の琥珀の間。
その親方の息子の写真らしいということまで分かった。 

思わぬ広がりを持つ話なので、ニンマリするロビンなのでした。





マイナーな視点から見ればウラジミール・プーチン(前ロシア大統領)の任期が1期めが2000~2004年 2期目が2004~2008年なわけですが、2期目のイケイケぶりと符合するw

実際ロビンがスポークスマンならサンクトペテルブルグを建都したピョートル大帝の再来とイメージをダブらせ広告する!w

のでので、プーチンはあたかも皇帝のように振舞うのです。
ココまで分かってたら対ロ外交は簡単なんだけど・・・。上級の実務者で分かってる人は何人いるかなぁ?(;`・ω・)

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